DIY

暑い夏の2階の気温対策

ピチポン

こんにちは(^▽^)/ピチポンです☆彡

暑い夏の時期の戸建て住宅において、

「1階と2階の気温差が半端ない!」

こう感じる事ありませんか?

毎日暑いですね(;^_^A

この記事を書いている現在も、

筆者である私はお盆休みを迎えて過ごしているのですが、

新築してから約5年が経ちました。

毎年感じる1階と2階の気温差。

「1階は涼しいのに2階はやたら暑い」

そして暑い為、寝苦しいので

エアコンを使用してしまう…


今回の記事では、

この住宅の症状を少しでも改善するため、

調査を実施。

色々調べて分かった事があるので、

同じ症状で悩んでいる方には

是非実践して頂きたい内容に仕上がっています


方法としては、

第3種換気方法を使用して、

点検口に台所用の換気扇を設置。

室内の空気を小屋裏へ強制的に送り、

小屋裏に溜まった熱を排出して、

なるべく家に熱をこもらせない方法になります。


費用をなるべく抑えたいので、

あくまでDIYにこだわっています。




この換気扇を設置する事で、

筆者である私自身の実践結果としては、

・設置費用は材料費全てで約¥4000以下程度

・自然の空気がかなり取り込めるようになった
 (夜などの涼しい気温であれば、窓の風だけで全然涼しい)

・二階の暑さが就寝前までに大分下がるようになった
 (少し部屋を冷やして、後は扇風機だけで十分な快適さです)

ピチポン

このような結果になってます。

まずは空気の性質を知り、

そして正しい空気の流れを作って、

部屋を快適な温度へと導く感じです。

空気の性質とは

ピチポン

空気の流れといっても、

目には見えないもの。

流れを知る為には

空気の性質を知る必要がありますね(⌒∇⌒)

空気の性質は、

・暖かい空気は「上に上がる」

・冷たい空気は「下に下がる」

ピチポン

この性質を、

理解しておく必要がありますね(⌒∇⌒)

1階のエアコンで冷えた風を2階に送る事は可能か?

ピチポン

結論からいうと、

「無理です」

なぜ?

冷えた空気をサーキュレーター↓

こういう機械で搬送してあげれば、

冷えるんじゃないの?

こう思いませんか?

ピチポン

私も試したのですww

でも気持ちしか変わりませんでしたww

これは推測にしかなりませんが、

2階に冷たい空気を送っても、

結果質量の重い「冷たい風」は、

上の階に上がれないのだと思うのです。

・2階へ冷たい風は上がれない、送れない。


では、どうしたら室温を下げられるのでしょうか?

ピチポン

答えは換気方法にありました。

換気方法を知る

ピチポン

住宅の換気方法も色々あります。

調べた中では3種類も存在します。

まずは換気方法を学んでみました。

換気方法の種類を知ると、

ある程度自分の住宅の空気の流れ方が分かってきます。

ここでは簡易的に説明しますが、

参考になったサイトも同時にリンクを貼っています☟

興味のある方は参考にしてみて下さい。

第1種換気方法(吸気も排気も機械で行う)

引用:新築戸建ての家作りガイド JOTOテクノ より


ピチポン

家の吸気と排気両方を、

全て機械で行う換気方式ですね。

我が家に採用されている、

換気方式もこの部類に属します。

1階と2階の廊下に当たる部分に、

本体(吸気)が設置されており、

室内から吸い上げた空気を外に排出。

そして外から機械で取り入れた空気を、

出来るだけ室内の温度に近く(熱交換)して、

部屋の中に取り込むシステムです。

最近の新築は、

第1種換気が主流ではないかなと思います。


機種によって異なる事がありますが、

換気の風量を機械で調節する事も可能です。

第2種換気方法(吸気のみ機械を使用)

引用:新築戸建ての家作りガイド JOTOテクノ より

ピチポン

室内に取り込む空気を「機械」で、

排気は取り込まれた気圧で「自然」で、

吸気を機械に任せる換気方法ですね。

外の空気を機械で強制的に取り込み。

内部の気圧を使用して、

室内の空気を排気するシステムです。

吸気を機械で行うので、

取り込んだ空気の分だけ、

外に自然に逃がす原理だと思います。

この方式の住宅は私自身

遭遇した事がないので、

多くは説明しがたいです。

第3種換気方法(排気のみ機械で行う)

引用:新築戸建ての家作りガイド JOTOテクノ より

この換気方式はよく見かけます。

例えば台所の換気扇。

油煙などを吸い上げて外に排出する。

外に出て行った分の空気は、

自然に中に入ってくるシステムです。

ピチポン

今回採用した換気方式も、

この第三種換気方式になります。

余談:ひと昔前の住宅の換気方法

ピチポン

ひと昔前の住宅は全て自然換気。

パッシブ換気っていうみたい🤔

現在みたいに機械に頼る方式がない時代、

当然ながら自然の力を利用した換気方式を採用。

現在の住宅でも、

パッシブ換気(自然換気)を採用している住宅は多いようです。

換気扇の取り付け(準備計画編)

完成後の写真
ピチポン

ここからはいよいよ取り付けです☆彡

簡単なので誰でもできると思います☆彡

使用した換気扇

ピチポン

ある程度の換気が見込めればOK!

ホームセンターに売っていた

モデルを使用しました。

今回使用したモデルはこちら(代用画像)☟

近くのホームセンターで購入した

EIDEN社の換気扇ですが、

紹介パーツで検索できなかったので、

代用で似た物を表示しています。

ピチポン

普通の換気扇やん!

ってツッコミをもらいそうですが、

この換気扇で十分なのですww

ピチポン

実際私が購入したのはこちら!

英電社 一般用換気扇 OEC-25

取り付け位置

2階にある屋根裏へ通じる点検口
ピチポン

DIYで実践している人のを参考に、

2階点検口に取り付けます

準備した物

ピチポン

工具さえあれば誰でもできる!

・+ドライバー(インパクトドライバ可)

・丸ノコ

・ジグソー

・換気扇本体

・13ミリ厚合板 910×455 1枚

・コーキングガン

・シリコンシーラント(ホワイト以外でも好きな色でOK!)

・換気扇固定用のビス (ナット式にしました)付属の物は不使用!

・延長コード

使用の目的と期間

ピチポン

この換気方式の使用には、

いくつかの注意とポイントがあります。

・稼働は夏場に限る

・冬場に使用してしまうと結露の原因になってしまう

*換気扇を使用する時のポイント

・涼しい空気を取り入れたい箇所の窓を開ける

・2階換気扇までの通路のドアを全て開ける

・換気扇のスイッチを入れる

☆解放した窓から空気が換気している量分入ってくる
(外気が涼しい時を狙う事)

・本来の取り付け方とは異なる方式なので、自己責任のもとで行って下さいネ。

ピチポン

以上が使用時の注意とポイントになります☆彡

ちなみに私は、

夏場限定の出番の換気扇なので、

いつでも取り外せるように、

見た目はイマイチだけど、

コンセントを室内に引き込みました。

換気扇の取り付け編(制作編)

ピチポン

使用時の注意とポイントを押さえたら、

次に制作に移ります☆彡

天井点検口の取り外し

ピチポン

まずは取り付ける点検口の取り外し!

点検口を開ける
ピチポン

ヒンジのネジを外します!

ピチポン

取り外しが出来ました!

簡単だね(⌒∇⌒)

点検口の中の石膏ボードを取り外す

ピチポン

取り外した点検口の

石膏ボードを取り外すよ!

ピチポン

側面に抑えてるビスがあるので、

全て取り外します!

石膏ボードを固定している金具のビス
ピチポン

無事外れましたネ(⌒∇⌒)

取り外した石膏ボード
ピチポン

取り外した枠はこんな感じです!

取りつけ枠の採寸と切り出し

ピチポン

取り外した石膏ボードを基準に、

切り出す板の採寸をします。

取り外した石膏ボードの寸法を測る
ピチポン

ボードのサイズはきっちり測りましょう!

外枠の大きさをきっちり覚えておきましょう!

ピチポン

寸法を測ったら、

切り出す合板に墨線を書きます!

墨線を移した合板

・取り付ける換気扇は説明書に取り付ける寸法が記載されています(取り付け内寸法)

・切り出す外側は石膏ボードの寸法でOK

ピチポン

丸ノコで外側を切り出して、

ジグソーで内側を切り抜きます!

写真を撮るのを忘れてた私!

痛恨のミスっ!!ww( ゚Д゚)

切り出した合板に密閉処理を施す

ピチポン

どれだけ綺麗に切り出せても、

多少の隙間は出来てしまいます。

換気能力を最大に活かす為、

隙間をコーキングで埋めていきます。

取り付け外周部にコーキングを施した状態
ピチポン

ここでの作業のポイント!

・コーキングガンの先端は斜めに切っておく(塗り口が綺麗になりやすい)

・打ったコーキングをヘラでならすと綺麗に仕上がる

・換気扇の取り付け枠は先に固定しておく

ピチポン

ここで使用した工具類はこちら↓

ピチポン

どれもホームセンターでお手頃に購入できます!

ピチポン

しばらくコーキングを乾かして、

完成です!

天井点検口へ取り付け

ピチポン

さぁいよいよ最終仕上げです!

取り外した逆手順で

取り付けましょう!

ピチポン

取り外した枠を用意して

ピチポン

はめ込んで、

外した固定金具を取り付けて完成!

施工完了完成

完成後の写真

あとがき

ピチポン

小屋裏(屋根裏)は凄い暑いんだね!

実際に開けてみると熱気がムワッ!( ゚Д゚)

無事施工も完了して実際に使用してみました。

換気扇を回して1階の窓を開けてみます!

しっかりと窓から一定量(換気扇で換気している量)の

風がずーっと入ってきます!

*イメージ図


やってみるもんですね(⌒∇⌒)

さすがに外気温が28℃を超えると涼しくはありませんが、

上記の画像のような風がずっと舞い込んできます。

真夏の2階は階段を上がる途中で、

いきなり温度感が変わった暑さになります。



今回採用した換気方式を採用したことで、

だいぶ暑さも緩和されました(⌒∇⌒)


最近の住宅は気密性能が高い為、

計画的な換気は永遠の課題ともいえるかもしれませんね☆彡


2階が凄く熱気がこもりがち

こういう方には是非実践していただきたいDIYに仕上がりました!

更なる計画換気の計画

ピチポン

もう少しアレンジしてみたいと思います。

この換気方式でも全然いけるんだけど、

各部屋、廊下ごとに配置して、

換気すればさらに効率があがりそうと予測してます。

ここまでやってまだ何かやるの?

そんな声が聞こえてきそうですがww

今私が思い描いているのは、

この天井埋め込み方式を採用して、

各部屋と廊下に1機ずつ配置して、

全体の熱を小屋裏から逃がせれば、

2階の窓を開けた時の風の導線が、

圧倒的によくなるのではないのかと思ってます。


スイッチで入り切りできるようにして、

動かしたい時だけ動かすようにする。


その為には電気配線をいじる必要がありそうです。

実は電気工事士2種の試験に2度落ちてますww

こりずに来年の前期の試験にもう一度、

トライしたいと思ってます!

取得したら是非実践する方向で行きたいと思います☆彡

ピチポン

そういえば、

今回実践した換気方式は、

私の勤める工場でも採用されていたというww


今回はこの辺で(@^^)/~~~

ABOUT ME
ピチポン
本業は小さな町工場で働く会社員。 趣味としてブロガーを経営していて、 将来的な立ち位置は「雑誌ブロガー」という姿を到達地点として目指しています。