こんにちは(^▽^)/
前回に続きましていよいよPart3になります。
”料理の世界に魅せられて”シリーズも最後!!
ゆるりと笑って帰って下さいネ(^▽^)/
前回までのストーリーはこちら▽
作戦を変えてデザートの世界でスタート…
だけどそこには、またもや問題発生…
Part1で出鼻を挫かれ、
それでもめげずに挑んだPart2の世界。
学ぶ事を許されず、先輩たちにも恵まれず、
すぐにスイーツの世界から脱却した私ですが、
そこからいったいどうなってしまうのでしょうか…(笑)
TO BE CONTINUE…
お店を去ったその後…
生活資金
お店を去って、正直心がズタボロ状態。
「果たして俺はこの業界で成功できるのだろうか?」
私の親友が地元もレストランでどんどん腕を上げていく中、
私だけスタート時点で止まったままの状態が続いている事に、
「俺は向いてないんじゃないか?….」
こんな事を思い始めてしまいました。
当然さながら、目標を見失いそうな上に、
生活するお金まで底をつきかけていました。
もうまるでマダオだよホント(笑)
助けてくれぇ~….
ひと時離れる
「このままやってても無理だ…1回リセットしよう」
資金面で余裕のない生活を強いられていた私は、
違う業種でひとまず稼ごうと、他県に働きに出ました。
よくやってますよね”期間限定従業員”ってやつ!!それ!!
もやもやする気持ちがずっと止まらず、
「はぁ…時間止まっちまえばいいのになぁ」
こんな状態だよもう…
時間なんて止まっちゃえばいいのに…
業種を変えて2年経ち
正直気持ちがなかなか戻ってこなかったです。
またあんな気持ちになるのかなぁとか考えると1歩が出なかった…
でも後悔するにもしきれないし、
始まってすらなかった世界をもう一度始めたいと、
心の中で炎を燃やしていました。
そう今度こそ卍!!解!!(挽回)する為に….
始解すらできなかった自分に、
今度こそ真の姿になるぞ…..
帰ってきた気持ち
自分の中で決心をしました。
「次で最後、やれることをやってダメなら諦めよう」
気持ちが舞い戻って来て、
溢れんばかりの気持ちで挑む決意を固めました。
もうね、咆哮とか吹けちゃうくらいマナが溜まってます。
運命の第3舞台
食べ歩きを実施
自分のやりたい事を叶える為には、
自分の足でお店に行き、
自分自身で味を確かめ、
自分自身でサービスを体感する事が大事と思い、
自分が知っている限りのお店で出勤できるように範囲を絞り、
実際に食べに行きました。
そして的を絞りお店を決めていざ出陣!!
再出発を決めた”レストラン”
自分のやりたい事を全て伝えて、
熱い気持ちを受け取って頂き、無事スタート。
もちろん見習いからです!!
最初のスタート
さぁ賽は投げられました!
スタートはもう一人の新人(同期)とのスタート。
相手は料理専門学校卒に対し、
私は家庭料理レベル程度のド素人。
先輩が1人在籍しており、更にオーナーシェフが一人。
計4人での体制になりました。
同期には挨拶を交わして、お互い頑張りましょうの契を交わし。
新しい体制のスタートが鐘を鳴らしました。
信頼の高い先輩
この先輩は後に私の生涯で憧れた姿になる先輩です。
その理由は少し先に書きます。
最初は気づかなかったのですが、
新人を2名取ったのは、
この先輩がお店を去る事が決まっていたからなのでした。
最初の1週目
2年前の3日伝説が頭をよぎる
過去に出鼻を挫かれた思いが頭をよぎりました。
でも気持ちの入り方が違っていたのと違う業種を経験したからなのか、
”何にも動じず気持ちがスイッチしてた”です。
とにかく労働時間が長い
朝から始まり、帰るのは日付けが変わってからなんて当たり前。
慣れない長時間労働に足は棒のよう。
そのうち、うまい事棒になって
食えるようになってたりして…(笑)
んなわきゃあるか!!
マジで足はパンパン、寝不足なんてザラだよホント。
とりあえず無事1週間慣らし完了
3日間の伝説も無事クリアして、
モチベーションも維持できつつ、束の間の休息。
初めての休みは、1日寝て終了した位疲れていました。
2週目突入
あいつはどうした?事件発生!!
休み明け、出勤した時の話です。
出勤完了。
「よし今日も頑張….
んっ!? あれっ!? あいつは遅刻かなぁ…」
そんな事をぼやきながら先輩の仕込みの補助をします。
カンカンカン…. コトコト….
仕込みを始める事1時間位経過して、
私はある異変に気付きました。
私「先輩! あいつは今日は風邪かなんかですかね?」
先輩「あいつ実はね… 辞めちゃったんだわ…」
浮かない顔で話す先輩。
私「えっ! えっ!? どういうことですか?」
もうね、ホントびっくりしてこんな表情したさ。
先輩「色々相談受けたんだけど、合わなかったみたいだねシェフと….」
初心がバカにされてる気分な事件
時は1週間目の週の出来事でした。
包丁の扱い方をあらかじめ練習する過程で、
こうやって切る、ああやって切るっていうのを習ったんですが、
私は自分は”1からやるぞ”の気持ちで何も感じていませんでした。
が、しかし…..
実は裏があり、
食材を使用した練習ではなくて、
食材に見立てた固形物(学校で習うらしい)を使用していました。
これに同期は腹を立てたみたいです。
「俺はこんな事やる為に、レストランに来た訳じゃない!!」
「馬鹿にされてるようにしか感じない」
「学校じゃねぇよここは」
そう!まるで彼は高みを目指す〇〇のようでした。
あぁ懐かしいアニメ思い出しちゃった!!
これかなり面白かったなぁ~。
いや話がそれてるゾ…..
仕事着を返却しに来た
しばらくすると同期の彼が到着。
仕事着を返却しに来た模様です。
私「他の所でも頑張れよ!!応援してんぞ!!」
彼「ありがとう」
こうして彼は先輩とシェフに挨拶を済ませ店を後にしたのでした。
まてぇ~!!
また一人になったネ。
寂しいアル。
三日伝説を思い出してしまうネ。
新たな出発
覚悟を決め腹をくくる
いよいよ先輩と取り残されてしまった私。
血を見て自分も少し動揺しましたが、
覚悟を決めて、自分の熱く煮えたぎる魂でやりきってやろう。
そんな気持ちでスタートしたのでした。
次回予告
お疲れ様でした。
次回は最終回後編中編です。
その後必死になって修行を積む私ですが、
最初から試練が降りかかります。
いったい何が?…
どうぞお楽しみに….