故障修理

ステアリングギヤボックスブーツ交換

ピチポン

こんにちはピチポンです☆彡

先日ユーザー車検を受検。

実は初めて不適合を示された

貴重な経験を致しましたww

2年に1度の「車検」と言う名の

税金撤収+車の安全検査というイベント

今年もやってきました(;’∀’)

L152S ムーヴ君も

距離を毎年順調に稼いでいく中、

先日、恒例のユーザー車検に行ってきました。

「不適合箇所」発見まで

受検1月前にあらかじめ点検

ピチポン

ユーザー車検に行く1月前位、

先に自分の分かる範囲で点検を済ませておきました。


車検を受検したら、

下回り検査の時、

検査員さんが

「あぁ~…ギヤボックスのブーツが切れちゃったねぇ~」

と言われました。

ハンドルを左右に目一杯まで切るのですが、

どうやら経年劣化していたブーツが、

操作で伸縮する時に割けた模様。


指摘を受けて記入された箇所☟

少し見にくいですが、

青い文字で上に”左”と記入されています。


点検時は軽く目視でチェック入れましたが、

その後に進行した症状が

テスト時に悪さを働いた模様でした。

部品をダイハツに発注

ピチポン

部品がすぐ特定できたので、

損傷個所を確認せず、

先行で部品を手配しました。

本来であれば、

損傷個所を確認して部品を特定して発注するのですが、

今回は部品がすぐ特定できたので、

先に値段を聞いて発注しました。


左にこの症状が出たなら、

やがて右も同じになるだろうと予測。

今回は右も予備交換という形を取りました。


部品の代金はこちら↓

少し見にくいかもですが、

・片側(止め用のバンド2箇所込)=税込¥2354

・両側(止め用のバンド2箇所込)=税込¥4708

内訳はこんな感じです。

ディーラー整備の場合の工賃

ピチポン

タイロッドエンドを外す作業なので、

トー角が動いてしまう可能性があったので、

依頼も検討しました。

念のためディーラーに

作業して頂いた場合の値段も聞きました。

聞いた結果

作業代+部品代=約¥23000位

ざっくばらんな見積もりはこんな感じでした。

ピチポン

た、高い…(;^_^A

という事でDIY整備を敢行する事が決まりました。

修理開始から完了まで

ジャッキアップからホイール取り外し

ピチポン

では作業を始めます(^▽^)/

ジャッキアップポイントを使い

ウマを掛けておきます

ホイールまで取り外しておきましょう

画像は実際の作業の模様です。

指摘のあった左側をまず作業します。

ホイールまで取り外すと、

ピチポン

おや!?

もう早速切れてるの見えてるぞww

損傷箇所を確認

ピチポン

いやぁ~

見事に割れてるわ(;^_^A

損傷している箇所を確認します。

やはりこの部品で間違いないですね(^▽^)/

発注して部品違ったらどうしようとか思いましたが、

そこしかないよね!って感じでしたのでww

タイロッドエンドの切り離し

ピチポン

以前に購入した、

タイロッドエンドプーラーを

使用して切り離しにかかります!

緩めたタイロッドエンドのナットM14を

気持ち少し残して

タイロッドエンドプーラーを用いて切り離します

ちなみにこのアイテム、

アストロプロダクツで購入!重宝してます!

タイロッドのネジの長さを計測

ピチポン

必ず取り外す前に

長さを計測しておきましょう!

タイロッドの長さを

予め切り離す前の状態を計測しておきます

この工程を飛ばしてタイロッドエンドを

取り外してしまうと

車が真っ直ぐ走らなくなってしまいます

必ず実施して記録して下さいネ。

私の工具はノギスがあったので、

ネジ一山目を起点にして、

ナットまでの距離を測っておきました。

この時左側は15.5㎜、

右側は15.0㎜でした。

ブーツの取り外し

タイロッドエンドを切り離して、

ナットを取り外しました。

ピチポン

切り離したタイロッドエンド、

その奥にあるギヤボックスのブーツを

取り外していきます。

このブーツ、

ゴムが古くて固着が半端なくて、

外すのに結構時間がかかりました。

くっついて離れないとは何事だww

カッターで切ったり、

ニッパーで切ったり、

ようやく内部とご対面!

開けたらグリスが多いのかと思いきや、

全然グリスがない!

むしろ付着してるグリスも固まってる(;^_^A


パーツクリーナーで綺麗に清掃して、

モリブデングリスを多めに注入!

新旧部品比較

ピチポン

恒例の新旧比較映像!

みんカラでもよくやってるなぁww

恐らく初度登録H16年以降に

一度も交換されていないこの部品。

古い部品はカッチンカッチンで、

しなやかさゼロ!

約16年位君はそこで頑張ったのね(^▽^)/

お疲れ様でした。

世代交代のお時間ですよww

逆手順で組み直して試走して完了

ピチポン

実は、

グリスアップの様子や、

組み付ける様子を、

写真撮り忘れてしまいました(;’∀’)

どうやら整備にしていて

組付け時の写真を撮り忘れていた模様。

本当なら組付けている様子を載せたかったのですが、

ここは割愛という形で失礼致しますww



逆手順で全て組み終えたら、

一度試走させます。


ピチポン

気持ちハンドル右だけど、

問題ない範囲なので合格!

きっちり真っ直ぐ走ってくれました☆彡

整備時のポイント

ピチポン

抑えておきたいポイント!


このギヤボックスのブーツを交換する際、

整備の要点を書き出しておきます。

ポイント1 タイロッドを切り離す前に長さを計測
ポイント2 タイロッドエンド切り離し時はプーラーがあると便利
ポイント3 グリスはシャシグリスやモリブデングリスでOK
ポイント4 組付けた後の長さをもう一度確認(ナット締め付けで動く)
ポイント5 試走させて必ず真っ直ぐ走るか確認


こんな感じでしょうか?

思ってる程難しくない作業ですよ(^▽^)/

整備後 ユーザー車検を再検

ピチポン

整備後受検して、

無事1発で通過致しました。

そういえば今回貴重な体験をしました。

ユーザー車検で不適合箇所があると、

「限定車検証」なるものが発行されます。

既存の車検証の有効期限が2週間限定となり、

再検で合格しないと正規の車検証に切り替わりません。


車検を受けた当日は、

当日中であれば3回まで検査手数料が1回分なのですが、

日にちをまたいでしまうと、

少し安くなりますが、

また手数料が発生します。

ピチポン

確か2回目は¥1100だったような…

とはいえ、

普通に車屋に依頼するよりグッと安く収まりました。


今年はコロナ禍の影響で事故が少なくなったのもあり、

自賠責の保険料が約¥4000位安くなっていました。

ユーザー車検自体の料金でいうと、

2回検査して、書類は代書してもらっても

約¥33000位で収まりました。


凄いコスパだ(;^_^A

ある程度整備が得意な方には是非オススメしたい、

車検の方法ですね(^▽^)/



私がある程度知識があるのは、

中学以来の友人で

このブログを読んでくれている

優秀な整備士の指導の賜物です☆彡

ピチポン

師範代!

いつもご指導ありがとうございます☆彡

ピチポン

では今回はこの辺で(@^^)/~~~

ABOUT ME
ピチポン
本業は小さな町工場で働く会社員。 趣味としてブロガーを経営していて、 将来的な立ち位置は「雑誌ブロガー」という姿を到達地点として目指しています。