こんにちはピチポンです☆彡
今回は我が家のファミリーカー、
RB1型オデッセイのリアブレーキパッドを、
交換したので記録として記事で残したいと思います☆彡
運転していると避けられないのがメンテナンス。
その中でも消耗品の交換は頻度が高めです。
今回はブレーキパッドの交換です。
症状の経緯とメンテ方法を記事にしていきます。
・ご自分で整備できる方向けへの記事です。
(整備は自己責任のもと行って下さい。)
・ブレーキパッドの交換目安が分かる記事です。
(どのタイミングで音がなるかなど)
・画像多めで頑張って解説しています(^▽^)/
私は知り合いの整備士から、
整備方法を教えてもらって実践しています。
自分でできると整備代金がかなり浮くよ(⌒∇⌒)
それでは整備スタート☆彡
ブレーキパッド交換のサイン
基本中の基本なので、
どのサイトにでも書いてある事だけど、
私なりに分かり易く解説します!
ブレーキから発する音状態をチェック
一番の重要ポイント!
音は異変の合図だよ☆彡
そうでない音もあるけど、
ポイントを見極めよう(⌒∇⌒)
ブレーキパッドの交換時期が近づいてくると、
ウェアインジゲータから音が出る仕組みになっています。
実際の写真がこちら👇
画像の青い〇印部分がウェアインジゲータです。
そしてブレーキを摩擦のエネルギーで、
止めているのがパッド部分(摩擦材)になります👇
印の部分の残量がインジゲータに近づくと、
インジゲータから音を出す仕組みになっています。
限界が近づくと…👇
音の個体差はあるかもですが、
音の種類としては、
・ブレーキをかけると常に”キーキー”音
・ブレーキの最初だけ”フォーン”音
こういう音が鳴ってきたら、
一度キャリパーを開けて、
チェックしたいですね。
まとめてしまうと、とりあえずやかましいですww
ブレーキパッドの交換手順
では交換して行きましょう(⌒∇⌒)
順を追って解説します☆彡
取り外し作業1:ホイールを外す
交換箇所のホイールを取り外します。
一番最初の取り掛かるのが、
交換箇所のジャッキアップと、
ホイールの取り外し作業です。
キャリパーの取り外しまでは、
ブレーキフルード交換と同じ要領になります。
こちらを参考にして下さい👇
取り外しまでのポイントです☆彡
・ジャッキアップ前にホイールナットを仮締め状態にする
・ジャッキアップ後にホイールを取り外す
・ジャッキアップしたら作業用のウマを掛ける(安全確保)
この工程で使用した工具
この工程であると便利な工具を紹介します☆彡
まずは整備では必ず必要なジャッキ。
安全に作業できれば、
私はメーカーにこだわりないかな(^▽^)/
続いてクロスレンチ。
車載工具でも外せるけど、
緩める作業や仮締め作業には、
作業スピードが増すのでオススメ☆彡
安全には必須の、
ガレージ用リジットラック。
ジャッキだけでは危険なので、
リジットラックを使いましょう。
取り外し作業2:キャリパーの固定ボルトを外す
無事タイヤも外れて、
リジットラックに掛けたら、
作業開始です☆彡
キャリパーボルト2本を取り外します。
まずは上側の位置を確認👇
次に下側の位置を確認👇
RB1型のリアはM12で締まっています。
この2本のボルトを抜きます。
外したらキャリパーを開けます。
よいしょっと!
パッドとご対面です(^▽^)/
あまり汚れてないでしょ?
実は理由がありますww
後で解説しますね(^▽^)/
この工程で使用した工具
整備の基本はメガネ!!
スパナはメガネが入らないところのみ!
固着していると力が要るので、
ロングタイプを揃えておくと重宝します。
もちろん通常のメガネでも外せますよ(^▽^)/
取り外し作業3:旧ブレーキパッドの取り外し作業
交換するブレーキパッドを取り外し、
新品のブレーキパッドに入れ替えます。
ブレーキパッドの取り外し
ハマっているだけなので、
矢印の方向に引き抜けます(^▽^)/
シムを取り出す
ツメを少し起こして、
簡単に外せます(^▽^)/
新旧比較
一応恒例の新旧比較ww
大分減ってますね(;^_^A
組付け作業1:新パッド装着作業
新品のパッドにシム板を取り付ける
取り外したシム板を、
新品のパッドに取り付けます。
パーツクリーナーで洗浄してから、
ウエスで軽く汚れを拭き取ってます。
今回用意したリアブレーキパッド
今回はホンダのアフターマーケットブランド、
HAMPのブレーキパッドをチョイスしました☆彡
調べた中では送料込みで、
一番このショップ安かったですよ(^▽^)/
グリスを塗布する
ブレーキ摺動部に当たる部分に、
グリスを塗布していきます。
動きを重視した、
モリブデングリスを塗布しました。
・摩擦材の部分(ディスクに当たる部分)には間違っても塗布しない事
パッドの装着
取り付け金具の溝に合わせて、
パッドを装着します。
摺動部にグリスを塗布してあるので、
取り付けもスムーズです♪
ここで使用した工具
洗浄系には必ず使用する、
パーツクリーナー(脱脂剤)
ホムセン等で売ってるよ☆彡
モリブデングリスは汎用品を使用しました。
組付け作業2:スライドピンの固着チェック
重要な作業です。
ピンが固着して動きが悪いと、
パッドの内側と外側で
編摩耗が起きやすくなってしまいます。。
ここの動きがスムーズなのが理想☆彡
動きが悪い時は、
ピンのブーツをまくって、
グリスを注入してシュコシュコします。
動きが悪い時は、
抜いたスライドピンに、
グリスを多めに塗布して、
動きがよくなるまでシュコシュコして、
しっかり馴染ませてあげます。
・グリスを塗布した際にはみ出したグリスは必ず綺麗に拭き取りましょう。
ここで使用した工具
汎用品のモリブデングリース。
ホムセンでも売ってるよ☆彡
組付け作業3:フルードを見ながらキャリパーピストンを押し戻す
新しいパッドは厚みがあるので、
ピストンを戻す作業が発生します。
ピストンの回りの、
ダストシールから、
漏れがないかチェックしておきます。
押し戻した分、
ブレーキフルードが上がってくるので、
残量をチェックしながら作業。
必要に応じて抜きます。
抜き取る際は、
スポイトなどを使えばOK!
抜いたフルードは絶対にこぼさない用注意!
・ブレーキフルードは塗装を剥がしてしまうので取り扱いに注意する事
ここで使用した工具
抜き取る際に使うスポイト。
簡易的な物でOK!
スライドピンに使用した、
汎用のモリブデングリース。
今回のオデにも、
スライドピンの注油を行いました。
ピストンツールもしくはウォータポンププライヤー
ピストンツールがあれば楽!
無ければ、
ウォーターポンププライヤーで十二分です☆彡
今回の作業では、
手で押し戻る位スムーズでした☆彡
組付け作業4:キャリパーの装着
ここでキャリパーを戻して行きます。
取り外したボルトも、
この段階で戻していきます。
これで組み付け完了です☆彡
・ボルトを締め付ける際にオーバートルクにならない用注意!
(極度な増し締めはボルトに負荷を与えるだけ)
(ロングスパナを使用の際はトルクが大きいので注意!)
ここで使用した工具
整備の基本メガネです。
組付け作業5:ホイールの組付け
取り外したホイールを戻します。
ホイール汚っ!!ww
ホイールを組み付けて、
仮締めしたらジャッキを下げて、
本締めを行います。
トルクレンチがあるといいですね☆彡
本締め作業で、
トルクを110N(ニュートン)にセットします。
トルクレンチは重宝するので、
1つあっても間違いなし!
全てのホイールを組み付けて完了です☆彡
・トルクレンチで適正な作業を心がけると、ハブボルトを痛めにくい
・ナットの締め付けは4穴なら対角に締める。
(5穴なら星型を描くように締め付けを行う)
・ジャッキアップ時は仮締めのみを行う
(本締めはリフトダウンしてから行うのが推奨)
・仮締め後にホイールを上下左右に軽く動かして、
ハブやタイロッドのガタが無いかを確認しておく
ここで使用した工具
仮締めで使用します。
十字なので回せるから早い!
脱着には便利なアイテムです☆彡
加える力を数値化できる便利なアイテム!
ホイールを脱着する場面は、
意外と多いので、
1つ持ってると重宝しますよ☆彡
RB1型のナットはM17です。
各車両ごとに違うので、
必ず確認しましょう(^▽^)/
工具の規格に合わせて
選ぶのを忘れないでね!
アストロのトルクレンチは
1/2規格(差し込み角12.7㎜)なので、
1/2(差し込み角12.7㎜)を使用します。
仕上げ作業1:ピストンを出す
押し戻したピストンを、
セットしたブレーキパッドに、
当てる作業です。
この作業を忘れると、
事故に繋がるので注意!
作業は至って単純です☆彡
動かなくなるまで何回か踏みます。
こうすることで、
ピストンがパッドに当たり、
ブレーキとしての機能が働きます。
・この作業を怠るとブレーキが掛からない現象が起きるので必ず作業する。
・作業後はきちんとブレーキが掛かるか確認をする事
仕上げ作業2:ブレーキフルードを足す
ピストンを押し出た分、
フルードが減るので補充しましょう☆彡
上の矢印は上限値、
下の矢印は現在の量なので、
減っている事が分かりますね(^▽^)/
減った分は補充しておきます。
青印は上限ライン、
オレンジラインはフルード量。
補充完了です☆彡
・フルード液は塗装が剥がれるのでこぼさないよう養生
ここで使用した工具
ブレーキフルードDOT4です。
今回は前回余っていたものを使用しました。
交換整備完了
お疲れさまでした(^▽^)/
ようやく作業が終わりましたね☆彡
今回は我が家のファミリーカー
RB1型オデッセイをモデルに、
ブレーキパッドの交換作業を紹介しました。
手順さえ間違えなければ、
DIYの作業可能領域ですね☆彡
今回の作業で使用した工具類
今回作業した中で、
使用した物をまとめて行きます
クロスレンチ(仮締め、取り外し用)
トルクレンチ(本締め用)
ソケット(RB1型はM17)
ブレーキフルード DOT4
メガネ(ロングタイプ)
油圧フロアジャッキ
作業用リジットラック(ウマ)
スポイト(フルード抜き用)
ピストンツールもしくはウォーターポンププライヤー
もしくは
パーツクリーナー
モリブデングリース(汎用品)
使用したものは以上です☆彡
後書きコラム:キーキー音の一時対処方法
冒頭で説明した、
パッドがなぜ汚れてないか?
覚えてますか?ww
実はなぜブレーキパッドが
綺麗な状態で取りついていたかというと…
キーキーフォーンフォーンやかましいから、
無理やり音が鳴らないように
抑えた対処をした直後だからですww
本来はこういう使い方しないよ(;^_^A
一度音が聞こえ始めると、
気になって仕方ないんですよね(;^_^A
気持ちよく運転する為にも、
音を強制的に止めたかったからですww
部品を購入して到着までの間のしのぎですねww
音が出るのはウェアインジゲータなので…
ブレーキオイルも交換時期に来ていたので、
音の一時対処作業と同時に、
ブレーキフルードを交換して、
各ピストン類などの状態を見て置き、
パッドだけ交換すれば終わりという状態を
作っておきました。
あくまでパッドが到着するまで
一時対処です☆彡
交換する予定がないのにやってしまうと、
交換時期超えて、
ローターダメにしちゃうので、
よい子はマネしちゃダメヨ♡
ご自分で交換しようと思っている方に、
記事が参考になれば嬉しいです☆彡
今回はこの辺で(@^^)/~~~